こんにちは
ヤマデン院長 山﨑 篤です。
この時期は花粉症でいつも悩まされます。
今年はスギの花粉の飛散量が去年に比べて
全国的に多いみたいですね!
もう少し快適に過ごせる方法はないですかね

今月は、酸蝕症(さんしょくしょう)について
お話しします

「酸蝕症」とは、
酸性度の強い酸っぱい食べ物や飲み物、
また逆流した胃酸に日常的にさらされる事に
歯が病的に溶けたり、傷んでしまう症状を
言います。
歯は酸に触れると化学反応を起こし溶けて
しまいます。食べ物のほとんどは酸性で、
皆さんも良く使われる味噌も醤油も
穏やかな酸性です。
なのに歯が溶けてなくならないのは、
唾液が酸を洗い流し中和して
歯を守ってくれているからです。
しかし唾液の力にも限界があり、
強い酸がお口の中に繰り返し入って来ると、
唾液の作用が追いつかず、
歯が溶けてしまいます。
虫歯は虫歯菌が砂糖をエサに酸を作り出す事で
歯に穴があきますが部分的にできる病気です。
一方、酸蝕症は酸が触れた面の
全てで起きるので広範囲に
なりやすいです。
知覚過敏になったりそこから虫歯になる事も
◾︎黒酢や梅干しなど酸っぱい物を
欠かさず摂る食生活
◾︎どこでも手に入るコーラ飲料や
柑橘ジュース、酸っぱいグミ
◾︎ストレス社会の中、
増え続けている逆流性食道炎
◾︎患者さんと話しをしているとリステリンやモンダミンなどの洗口剤で歯磨きしている方もいるので気をつけてもらいたいです。
酸で軟化した歯を歯ブラシで機械的刺激を
与えると歯が傷がつきますからね

酸蝕症は4人に1人がなるとも言われ
健康志向が強まる世の中
「現代人ならではの
生活習慣病として注目されています。」
虫歯や歯周病に続く第三の歯科疾患とも
言われています。とは言ってもジュースは
美味しいですよね!
飲むのが駄目なわけではないので
チョビチョビ飲む事をやめたり、
本数を減らし上手く付き合っていきたいですね

『ワンポイントアドバイス』
食後30分ほどすると歯を守ってくれる
唾液の力が働いて歯の硬度が戻ってくることが
明らかになっています

ハブラシは硬めのものではなく食後30分ほど
してから磨くのも有効です

かかりつけ歯医者を持つことはont>
健康で長生きにつながります。
当院でもたくさんの患者さんが
定期的な検診やアドバイスを
受けられてます!
先日高梁にある図書館に行って来ました。
すごくオシャレでスタバも入っていて
癒しの空間でした!キッズ専用の図書館もあり
我が子に本を読んであげました
