重要なお知らせ

当院のホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
現在、予約が混み合っているため、一部診療内容の新規患者様の受け入れを
一時的に停止させて頂いております。大変ご迷惑をお掛けしており申し訳ございませんが
ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

[受け入れ可能な新規の患者様]
・大人と子どもの矯正
・小学6年生までのお子様のメインテナンスや虫歯治療
・インプラント治療
・セラミック治療
・ガミースマイルなど
・午前中のご来院が可能な、クリーニングご希望の方

電話する

地図

メニュー
ヘッダーオファー

口腔内乾燥症 (ドライマウス)

2024年11月25日

こんにちは!
やまさき歯科・矯正歯科 院長の山﨑篤です。
今日は、高齢者に多いドライマウスとも呼ばれる
『口腔乾燥症』についてお話しします。
様々な原因があり、QOLの低下にも影響を及ぼします。



年齢を重ねると口の中では、高齢者特有のトラブルが
増えてきます。
「唾液の分泌量の減少」「歯茎のやせ」
「あごや舌の運動機能の低下」など、
高齢者の口の中や歯の状況によって、口腔機能の低下や
誤嚥性肺炎になってしまうこともあります。
また、コロナ禍によってマスクの着用が一般的になり、
長い時間マスクをしていることで、口の中に細菌が増え、
口臭がひどくなってしまう原因にもなります。
なぜ、高齢者の口腔ケアが必要なのか、
目的や効果をはじめ、予防・対策をお伝えしていきます。

現在、日本人の死因の割合において、肺炎が増えてきています。
高齢者の肺炎の多くは「誤嚥性肺炎」です。
誤嚥とは、食べ物等が食道でなく、気管に入ってしまうことで、
それが原因で、肺炎になることを誤嚥性肺炎と言います。

■ 誤嚥性肺炎の原因
この誤嚥性肺炎、実は唾液や口周りの筋肉の衰えなども
関係しています。
通常、唾液は1日におよそ1.000ml~1.500ml分泌されますが、
加齢と共に分泌量が減ってきます。
高齢者の唾液の分泌量は、20代の人と比べると約7分の1に
減少するとも言われます。

慢性的に唾液が不足すると、
・食べ物が食べにくくなる
・舌に痛みを感じる
ようになったりします。

唾液は、口の中の衛生性を保ち、食べ物を噛み易く、
飲み込み易くする働きもあるので、唾液量が減ると
誤嚥性肺炎や口臭のリスクは増大します。
また、口腔ケアで口の中の状態を清潔に保つことで、
歯周病や虫歯をはじめ、さまざまな口の中のトラブルを防ぎ、
食べる・会話するという口腔機能の維持と回復に加え、
QOL(生活の質)の向上を目的に行われます。


■唾液量が減り乾燥する原因は?

加齢による唾液腺の機能低下で口の中が乾燥します。
唾液は血液からつくられているため、脱水症になると
唾液が減少し、口腔内が乾燥しやすくなることもあります。

他にも、
・口呼吸や柔らかい物を食べる事が多い
・薬の副作用
・精神的な緊張やストレス
・糖尿病や腎臓病などの病気
・シェーグレン症候群という自己免疫疾患
などが原因で口の中の唾液量が減り乾燥します。

■お口が乾燥すると何が起こる?

口が乾燥することで、
・食べ物が飲み込みにくくなる
・舌が痛い
・舌苔が付きやすくなる
・味覚が変化する
・偏った食生活になる
・口の中がネバネバする
・入れ歯が外れやすくなる
・自浄作用の低下で舌粘膜についた汚れや細菌を
洗い流せず口臭の原因となる
・常に口の中の違和感や不快感がある
など、様々な弊害が起こります。

では、一度減ってしまった唾液量を増やすことは
できないのでしょうか?

■唾液量を増やす方法
(水分の画像挿入)
唾液量は少しの心掛けで増やすことができます。
唾液量を増やす方法として、

・水やお茶などで口を常に湿らせるために、水分を摂取する
・唾液の分泌が促進されるように、よく噛む
・部屋の湿度を保つため、加湿器を使用する
・鼻呼吸を心がける
などがあります。

■口腔ケア
口腔ケアでの口の中の清掃も関係します。
お口の中を清掃すること自体が刺激になり、
唾液が分泌されることがあります。
また、歯科医師による専門的なチェックやクリーニングを
受けることでのプロフェッショナルケアには、
メリットがたくさんあります。



①歯周病や虫歯の早期発見・・健診によって、隠れた歯周病や
虫歯を見つけ出し、早期に治療を始めることができます。
②専門的なクリーニング・・歯磨きだけでは取り切れない歯垢や
歯石を取り除き、口腔内を清潔に保つことが可能です。
③アドバイスの提供・・患者さん一人ひとりに合った予防方法を
指導してもらい、日常ケアを改善することができます。

定期的に健診を受けることが、老化による口腔機能の低下を
防ぎ、健康的な生活を続けるための大切な一歩です。

・セルフケアでは除去できない部位
・歯ブラシが届きにくい歯周ポケット
・舌の清掃
・ブラッシングでは落とせない歯石
・バイオフィルム(プラーク)の除去
などを専門的技術や装置を使って、より効果的な口腔ケアを行う事で口の中の細菌数を減らすことが出来ます。

上記により、口腔ケアは、感染症の予防や重症化の軽減に
とって非常に重要です。
唾液に関しては、歯の表面を守り、食べ物の消化を助け、
口臭を防止するなど、口の健康に欠かせない役割を果たし、
口の中に留まらず、身体全体の健康にも繋がっています。
また、しっかり噛んで物が食べられる事により、効率良く
栄養補給ができるため、体力の向上にもつながります。
さらに、口や舌の動きが良くなると、はっきりと発音ができ
滑舌が良くなる事も期待できます。

やまさき歯科・矯正歯科は、訪問診療も行っております。
ご自身のお口で気になる事や、ご家族からのご相談も
受け付けております。お気軽にご相談下さいね!

<< 前のページに戻る

診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは086-430-0050へ

診療時間
9:00~13:00
14:30~17:00
/
/
/
/
/
/
/
▲・・・土曜日は9:00-14:00
休診日 / 水曜日・日曜日・祝日
※ 祝日のある週は水曜日も診療いたします。
やまさき歯科・矯正歯科の外観
フッターオファー
© やまさき歯科・矯正歯科